白髪スタイルが似合う人、そうでない人の違い

現代では、白髪スタイルはもはや、おしゃれのアイテムとして確立してきていますね。
でも昔は、白髪は絶対的に老いの象徴として敬遠され、諦めたり放置したりで、おしゃれと考えることとは程遠かった訳です。
外国人や芸能人、各界の著名人などがファッションリーダーのごとく、白髪スタイルを知的でお洒落で、ロマンスグレーのダンディさやエレガントさを雑誌やテレビで見せてくれる機会が増えました。
加齢を人生の軌跡と受け入れ、その時を自然に優雅に楽しむスタイルとして、素敵な価値観のお手本になります。
白髪スタイルといっても、ただ伸ばしっぱなし…では、お洒落には見えないのですが…。
ヘアスタイルを整え、ファッションとカラーコーディネートして、トータルで品よくコーディネートしているからお洒落に見えるのです。
白髪スタイルがオシャレな著名人といえば…
ミュージシャンの坂本龍一氏、小泉純一郎元首相、キャスターの久米宏氏、歌手の吉川晃司氏、俳優のジョージ・クルーニー氏、etc。
みなさんの魅力は、仕事への情熱や人間性からも溢れているのでしょう。
具体的に特徴をあげてみると…。
・ヘアスタイルがその人にあっていてバランスが良い。
・きっちりとカットが行き届いている。
・白髪やロマンスグレーを丁寧に揃えている。
白髪はすぐに真っ白になるわけではなく、黒と混ざり合ってまばらだったりします。
毛質もツヤツヤとすることもなくなり、はねやすかったりねこっ毛になったりと、ボリュームも出ません。
ややもすれば疲れた感じや老けた感じが一気に出てしまいますから、それなりの手入れを怠ってはいけないのです。
白髪スタイルがおしゃれな人、そうでない人の違いは、やっぱり自分で意識をするかしないかです。
それで大きく変わってくるでしょう。
具体的に気を付けるポイントは、
・精悍に見えるショートスタイルをキープする。
・ロングなら、くしで整えて、ばらばらと垂れてこないように。
・スタイルによっては整髪剤を付けて、まばらな色のグラデーションが生きるように流す。
・紙の毛の色を意識した、洋服のコーディネートを考える。
髪の毛を定期的にカットするのは必須です。
そして、ファッションとのコーディネートは、その人の仕事柄や個性も表し、カラーは髪の毛の色と自然に合うようなニュアンスを取り入れると、一段とおしゃれ度が増します。
例えば、黒や白、グレーと合うのは基本ですし、パープルや赤のようなビビッドな色を大きく一つ持ってくることで、エレガントな雰囲気となります。
もちろん、白髪染めを用いて、若々しさが変わらない黒や、茶色系に染めたスタイルも良いでしょう。
一番大事なことは、加齢を受け入れている人生観や、人生やおしゃれを楽しみ、まだまだ果敢にトライするような人間味でしょう。
これから増えてくる白髪と上手に向き合い、上手に付き合うような日々を送ってゆきたいものです。

